「スカーペッタ」シーズン1|原作ファンだからこそ感じる、違和感と期待感

作品レビュー
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30年ほど前、友人に勧められて読み始め、夢中になって読んだ記憶があります。
当時も映像化が話題になっていたにもかかわらず、頓挫してしまったようですが、今回初めて映像化され、amazonプライムで配信されることになりました。

 キャストは申し分ない、でも人間関係が…

スカーペッタに扮するのは、ニコール・キッドマン( Nicole Kidman)
原作ファンの私としては、ブロンドで硬質な美人、というところは外せなかったので役柄には相応しいと思いました。
そして、彼女の恋人であるFBI捜査官ベントン・ウェズリーに、サイモン・ベイカーが扮しています。
第一話で、スカーペッタとベントンが結婚しているのにはびっくりしましたが、さらに驚いたのは、スカーペッタの姉ドロシー(原作では記憶がない)が、あのピート・マリーノと(こちらも)結婚しているという設定です。
登場人物の関係が複雑に絡み合い、そこに新しい事件が起こる。さらに28年前のスカーペッタの回想シーンが頻繁に挟まるため、最初は少し頭が追いつかないというのが第一印象でした。
原作にはドロシー(娘ルーシーは登場)という女性はほとんど登場していないと思われるのに、ドラマではルーシーの母親としてかなりの存在感を示しているのが、
ジェイミー・リー・カーティス.。
もう一人の重要人物が、ピート・マリーノ(ボビー・カナヴェイル)
長年スカーペッタを思い続けているのに、彼女は信頼できる仕事仲間としか彼のことを考えていない。
そのマリーノの思いが、時々爆発しそうになります。

 記憶に残るのは、暗い犯罪現場とキッチンだけ

殺人事件の犯罪現場はいつも暗い。
ライトを照らし、被害者の状態を確認し、証拠品と思しきものを集める。
死体を解剖し、死因を突き止める。
シリーズを見終わった後、ドラマの背景を思い出そうとすると、犯罪現場と解剖室、そしてスカーペッタと彼女を取り巻く人たちが同居している家のキッチンしか思い出せない。
群集劇のようで、狭い空間に人が多すぎる。
30年前来の原作ファンとしては、制作側と出演者の熱演は買うけれど、人間関係の設定の変更には正直なところ戸惑っています。
でも、今後の展開に必要な設定ならば、シーズン2以降にその答えが見つかるかもしれませんね。

まとめ:戸惑いながらも、最後まで見てしまった理由

原作を読んでいた者としては、登場人物の関係や回想シーンが多く、情報量の多さに少し消化不良を感じました。

 

ただ、もし私が原作を知らずにこのドラマを見ていたなら、少し騒がしいけれどテンポのあるミステリーとして、また違った面白さを感じたかもしれません。

 

原作とは別の作品として見るなら、このドラマにはまだ広がる余地があるようにも思えます。
それでも最後まで見てしまったのは、登場人物たちの関係がこれからどう変化していくのか気になったからです。

 

シーズン2が予定されていることを考えると、今回の設定の変更にも今後の物語につながる意味があるのかもしれません。

今日のおまけ

ルーシーが着ていたベストをイメージイラストにしました。

ダイヤ柄の立体感のあるニット。ダイヤ柄の中の模様がよくわからないのだけど、一目二段の鹿の子編みのような感じ。
面白いのは、ダイヤの斜めに走るラインが裏編みになっているような。。
見た目がとても複雑な編み方に見えるのだけど、もしかしたら、裏と表を逆に使って仕上げたのかも、と思わせるような模様に見えます。

このドラマの中で、スカーペッタも無地のラウンドネックのプレーンなベストを着ていたのだけど、その時も、このルーシーと同じように、半そでの白いTシャツを着ていました。
ジャケットを羽織れば、そのまますぐ仕事に行ける、というスタイルです。

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