
パトリシア・コーンウェルの「女検視官」シリーズを読んだことのある方なら待ちに待ったドラマ化!
プライムビデオで3月11日より独占配信が開始されます。
原作は30年以上前に刊行され、日本でも27冊が出版されています。
その頃はドラマでも珍しかった「女検視官」という人物像。
ケイ・スカーペッタが活躍する犯罪ドラマです。
何度も映像化の話があったのに、結局一度も実現することはなかった「スカーペッタ」シリーズが、今回プライムビデオで初めてプライム会員向けに独占配信されます。
主人公 ケイ・スカーペッタとは
バージニア州リッチモンドを拠点とする主任法医官(検視官)で、冷静沈着で知性的、そして粘り強い、捜査官であり、医師であり、愛する人を持ち、姪の養育者でもあり、時には被害者にもなる多面的な女性です。
解剖、微物証拠の分析、最先端の法医学テクノロジーを駆使して複雑な殺人事件を解決していくその姿は、単なる「謎解き探偵」とは一線を画します。完璧主義者でワーカホリックな彼女は、公私ともに妥協を許しません。
原作者パトリシア・コーンウェルが語るように、スカーペッタは「不親切であることに耐えられない」人間であり、それが彼女の美徳であると同時に、数々の困難を招く原因にもなっています。権力の乱用や意図的な残酷さを許せない正義感の持ち主です。
プライムビデオのドラマでは、28年前の事件が現在の連続殺人と絡み合い、スカーペッタ自身のキャリアと人生が脅かされる物語が展開します。
彼女が「被害者の声」となって真実を追い求めるほど、自らが深みにはまっていく、、そんな構造的なサスペンスが見どころです。
ドラマにはニコール・キッドマンとジェイミー・リー・カーティスが出演するとのことで、往年のファンにとっても新鮮な体験になりそうですね!
ニコール・キッドマン起用の経緯
きっかけはジェイミー・リー・カーティス
実はこのドラマ、発端はキッドマンではなくジェイミー・リー・カーティスでした。2021年6月、カーティスが自身のプロダクション「コメット・ピクチャーズ」とブラムハウス・テレビジョンが共同でドラマ化を開発中だと報じられ、カーティスが長年温めてきた企画でした。
キャスト発表時にカーティスは「しばらくの間、自分の会社でスカーペッタをスクリーンに持ってきたかった。ニコール・キッドマンがついに彼女を演じてくれることが特に嬉しい」と語っています。
映像化は長年の悲願だった
スカーペッタの映像化への試みはこれが初めてではなく、1992年にはデミ・ムーアがキャラクターに関わったとされ、2009年にはアンジェリーナ・ジョリーが映画フランチャイズを検討していました。しかし実現しないまま30年以上が経過。今回がついに初の映像化となります。
キッドマン自身も惚れ込んだ
キッドマンは脚本について「読んでいて本当に怖くなった。こんなことは初めて。『アザーズ』でさえ怖くなかったのに」とヴァニティ・フェアで語っており、彼女自身が作品に強く引き込まれて参加を決めたようです。
制作体制と今後
2023年2月に正式キャストが発表され、キッドマンとカーティスはともに主演と製作総指揮を兼任。すでに2シーズン分の制作が決定しており、大きな期待を背負っての配信スタートとなります。
原作28冊分のポテンシャルを持つシリーズだけに、長く続く作品になりそうですね!
プライムビデオは、ブラムハウス・テレビジョン制作の「スカーペッタ」を最初から2シーズン分まとめて発注しています。これはプラットフォーム側がいかにこの作品に自信を持っているかの表れですね。
各シーズンは8エピソード構成とのことで、合計16話が既に保証されています。
さらに、原作はすでに28冊(2024年時点)が刊行されており、映像化は今回が初めて。
活字から映像へと変わって、私の想像力が試されるときでもありますね。
単発の映画より、テレビ化のほうが長く楽しめることは間違いないので、これだけのストック素材があれば、うまくいけばシーズン3以降も十分あり得ますよね。原作30年来のファンとしては、大いに期待したいところです。
原作ファンとしての期待
あと1週間ほどで、プライムビデオで配信開始される「スカーペッタ」。
長年のファンとしては待ちに待ったテレビドラマなのですが、今は残念ながら手元に原作が一つも残っていません。それで、近くの図書館で蔵書を調べ、上下巻2組を借りてきました。
今はもう、初期の「女検視官」は図書館にもありません。
30年前、友人に勧められて読み始めてから、時々彼女と、これを映画でやるとしたらスカーペッタを誰にやってもらいたい?と、二人でスカーペッタを取り巻く人たちも含めて、キャスティングを考えていたことがあります。
そのとき友人が名前を挙げたのは、シガニー・ウィーバーでした。(30年前の話ですからね^^)
今回のニコール・キッドマンとジェイミー・リー・カーティス(スカーペッタの姉役)の共演も見どころです。
私のキャスティングでは、FBI捜査官のベントン役はスコット・グレンでしたが、今回のベントン・ウェズリーには、”メンタリスト”で主演したサイモン・ベイカーが抜擢されているのも本当に楽しみです。
映像と書籍ではストーリー展開も違うでしょうが、また”スカーペッタ”が脚光を浴びることになるのが、本当に楽しみです。原作のどの話が、別のストーリーにどうからむか、このあたりに着目して、ドラマを隅々まで味わい尽くしたいと思います。
まとめ
女検視官スカーペッタは、
単なる法医学ミステリーではありません。
遺体と向き合うことは、
過去と向き合うことでもある。
原作で描かれてきた
静かな緊張感や孤独、そして職業人としての誇りが、
ドラマでどのように表現されるのか。
法医学という冷静な世界の中に、
どれだけ人間の温度が描かれるのか。
そこに私は注目しています。
3月11日の配信を楽しみに待ち、
第1話を視聴後、あらためて感想と考察を書きたいと思います。
現在、ドラマ「スカーペッタ」はAmazonプライムで配信予定です。
気になる方はチェックしてみてください。


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